キャリアの教科書

「教科書」とラベルを付けるのはそれなりに勇気が要ることです。しかもトピックはキャリア。しかし総じて教科書の名に恥じない網羅性があります。

副題は、「自分の人生。自分の仕事」をつかむエンプロイアビリティの磨き方、英語でEssentials of Employability。この副題が示すとおり、「エンプロイアビリティ」という言葉をキーワードに据えて、それを磨いていくために何をしなければならないかを述べています。

まず「エンプロイアビリティ」とは何か。普通は「雇用される能力」と訳されますが、本書はもっと広く、自分で自分を雇える能力をも含めています。ひらたく言えば、「いつでもどこでも稼げる力」ということになるでしょう。

それを磨いていくために何をしなければならないか。この本では3つにまとめ、一つ一つに一章を割いて説明していきます。その3つとは、
A. フィールドワーク(現場で実践する)
B. コンセプトワーク(考える)
C. ネットワーク(人とつながる)

あれ、起-動線みたい?そうなんですよ。読みながら、この「教科書」と「自分ナビ」作成プログラムはとてもよくマッチすると思いました。というのは、教科書はあくまで教科書。読んだからといって自分の言葉に引き直して考えることは難しいのです。自分なりに考え・悩んでこのような教科書に立ち戻ることで、本のメッセージが身になっていくのだと思います。

・・・ちょっと宣伝じみてしまいましたが、「キャリア・アンカー」とか「プランド・ハップンスタンス・セオリー」とか、キャリア理論の流行り言葉の解説もありますし、文字通り教科書的に読める良書というのが感想です。読みやすいソフトカバー、300ページと手ごろな厚さ。挿絵のセンスがちょっとアレなんですが、そこがまた教科書っぽい

【参考】
> @IT自分戦略研究所 キャリア実現研究室 Book Review

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作成: 2004/1/19 by:koji


A-1 (自分)ありたい自分を知る

コメント一覧

Re: キャリアの教科書
 
hshingo 投稿日時 2005/5/7 14:47
kojiさん
こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
ようやくぼんやりと起動線全体の機能について見え始めてきました。
今回は自分の一番大好きな本に関してコメントさせていただきます。

実は私は起動線に出会う前までは、この「キャリアの教科書」がバイブルで、「なんとかこのフレームに沿って個人が自分のキャリアをデザインするためのツールを作れないか?」などと考えていました。
そんな折に起動線に出会い、電撃が走ったわけです。

キャリアの教科書にしても、起動線にしても、いずれも「普通の人(ものすごい目標を立てて突き進むタイプではない人)」が自分らしく人生を歩むために必要な考え方を示している点で大好きです。

以上初コメントでした。

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