元気な社員がいる会社のつくり方 「日本でいちばん大切にしたい会社」から学ぶ理念経営

著者は社会保険労務士事務所の経営者。『日本でいちばん大切にしたい会社』に心酔し、著者である坂本光司教授の研究室で学びました。その成果を実務に生かし、いまは理念経営の実践を支援する事業を手がけています。坂本教授が本書の監修にあたっているところからも、教授のお墨付きを得た実践マニュアルのような位置づけだと理解してよいのではないでしょうか。

ですから、もちろん本書だけを読んでもよいのですが、教授の著作などを通じてその価値観を理解してから読むと、本書の理解も深まると思います。

この本を手にしたきっかけは、坂本教授の講演を聞いたことでした。講演の中で教授が触れておられましたある調査の結果を知りたいと思い、講演の主催企業に問い合わせ、本書の存在を教えていただきました。どんな調査か、本書から引用します。
『法政大学大学院政策創造研究科坂本光司研究室では、2009年4月から1年間、鎌倉投信株式会社と共同で「価値ある企業の指標の策定に関する共同研究会」を立ち上げ、研究調査をしてきました』

要するに「日本でいちばん大切にしたい会社」を定量的に評価するガイドラインを作ろうということですね。ここでは、調査結果のまとめだけ引用します。

  1. 経営理念が明文化されている割合が高い
  2. 人材の育成、教育投資に余念がない
  3. 自己啓発支援に積極的である
  4. 顧客満足度調査を実施しており満足度が高いことを確認している
  5. 権限が明確にされており現場への委譲を進めている
  6. 経営情報の公開を意図的にしている
  7. 職場風土を活性化させる取り組みに熱心である
  8. 5社に1社は、社員の意識調査を行い、結果が開示され、調査結果にもとづく施策を行っている
  9. 労働時間短縮に成功している
  10. 障がい者雇用には前向きである

「日本でいちばん大切にしたい会社」の10の特色 - *ListFreak


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作成: 2010/9/17 by:koji


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