ゲーム理論トレーニング

ゲーム理論。よく聞く言葉ですよね。字面は親しみやすそうですが、ゲーム理論でノーベル経済学賞を取る人がいたりして、もしかしたら難しいのかもしれないと思ったりもして。実体のよく分からない言葉でした。

この本は約300ページの中に100近いクイズを配することによって、実用的なゲーム理論が学べる、文字通りの「トレーニング」本です。
個々のクイズの題材は親しみやすいものばかり。「読み流せるほど簡単ではないけれど、よく考えればまあまあ当てられる」という難度の設定も嬉しいです。


(メビレーション(株)からお借りいたしました。ありがとうございました!)

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作成: 2003/4/29 by:koji


A-3 (自分)仕事力を伸ばす

コメント一覧

Re: ゲーム理論トレーニング
 
nfujishima 投稿日時 2003/5/9 8:44
僕も読みました。
別の所に書いた感想の一部を、こちらにも転載させていただきます。

日経新聞の1面の下段広告でも見ましたが、すでに5万部売れているベストセラーだそうです。
たしかに、文章が平易で、かつ、イラストやスペースが多用されたレイアウトでとても読みやすいし、内容もおもしろくてためになり、ヒットしたのもよくわかります。

「ゲーム理論」というのは、なんか相手をだまして勝つための法則を述べているようなイメージを持っていましたし、現にそういう要素もありますが、一方で協力、交渉のほか、信用、信頼、道徳哲学などといった部分も視野に入れられており、むしろ、そちらの方が高度な理論だと知り、新鮮でした。また、「理論」といいつつ、中には必然的に発生する矛盾も含まれており、むしろ多様性を扱う学問だと言うところもおもしろかった。

中で、一番びっくりしたのが、「囚人のジレンマ」状況における最適戦略でした。

「しっぺ返し」(協調からスタートするが、相手が裏切ったら即座に裏切り返し、相手が協調に戻したら即座に協調に戻すという「目には目を、歯には歯を戦術」)という単純な戦略が一番いい、というのはまだしも、そのいい理由が、他のどのような戦略にも勝てないが、一番大負けすることの少ない戦略だから、長期の総当たり戦では最強になるというものです。

長期の投資を考えるときの重要な知見だと思いました。

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